三井の名前
最近の三井の動きは、戦前三井物産より分離・独立したトーメンがトヨタグループである豊田通商に併合され、三井精機の筆頭株主がトヨタ自動車にかわり、同じグループとはいえトヨタの影響力を強力に受けています。また、かつて御三家と呼ばれたさくら銀行(旧三井銀行)は住友銀行に吸収合併され、三井鉱山は事実上の倒産を経験し、ついには三井の名を捨てて「日本コークス工業」に改名すると発表しました。2008年4月には、三井財閥の源である越後屋呉服店(現在の三越)が、三菱東京UFJ銀行(旧三菱銀行)をメインバンクとする伊勢丹と共同持株会社「三越伊勢丹ホールディングス」を設立し、伊勢丹が主導する形で経営統合の運びとなりました。ただ、二木会加盟の企業の中では、三井の名前を付けない三井傍系の大企業が数多くあり、それらと直系との強い結びつきを模索する動きが見られます。